指定学年までに習っていない漢字に “自動的にルビを振る” ことが可能に!
ゼッタリンクス株式会社は、Google スライド™ や Google ドキュメント™ で漢字に自動的にルビ(ふりがな)を振る機能を提供開始いたしました。漢字や熟語を読みやすくしたり、発音を表したりするルビを振ることで、多様なニーズに応じた文章を簡単に作成することができます。更に、教育機関向けの機能として指定学年までに習っていない漢字にだけ自動でルビを振ることも可能です。
社会にふりがな(ルビ)を適切に増やすことで、あらゆる人が学びやすく、多文化が共生する社会づくりを目指す一般財団法人ルビ財団(代表理事:伊藤 豊)とも連携をとりながら、ルビの普及をおこなってまいります。
Suiteツール(スイートツール)は、Google Workspace™ をもっと便利に活用するための Google アプリの拡張機能です。(縦書き・ルビ機能、ふせん機能、数式エディタ機能等)
ルビ財団からのコメント 代表理事 伊藤 豊
学校現場において、子どもたちの学びのバリアフリーを実現するためにも、ふりがなは有効だと考えています。外国ルーツの子どもたちはもちろんですが、ディスレクシアなど漢字の認識にまつわる障害を感じる子どもたちにとっても、ふりがなは有用です。また、外国ルーツのご家庭の保護者向けの手紙にもふりがなをふることで、保護者の方々の日本語理解の助けにもなり、学校現場の多文化共生にも有効だという仮説も持っています。「Suiteツール」のようなツールが学校現場に普及することで、誰もが学びやすい、ふりがなにあふれた(ルビフルな)教室が増えることを願っています。
ルビ財団について
2023年に設立したルビ財団は、ふりがな(ルビ)の普及・活用を促進することにより、 国語能力及び知的好奇心・思考力の向上に寄与するとともに、外国人や障害のある人を含むあらゆる人が暮らしやすい多文化共生社会づくりに寄与することを目指しています。
ルビ財団の活動
- ・出版物におけるルビの普及・活用の促進
- ・テクノロジーを活用したデジタルコンテンツにおけるルビ(もしくはルビ同等の機能)の普及・活用の促進
- ・ルビの普及・活用によって外国人や障害のある人を含めたあらゆる人が暮らしやすいユニバーサルデザインの社会づくりに向けた提言・企画・実装支援
- ・ルビの普及・活用の社会的効果に関する研究・調査と啓発活動
ルビ財団(https://rubizaidan.jp/)