導入校のご紹介:東京都荒川区立第三瑞光小学校
ゼッタリンクスの「Dr.シンプラー」には、授業ですぐに活用できるテンプレートが付属しています。2019年1月に荒川区立第三瑞光小学校で行われた「かかわり合いを通して主体的に学ぶ児童の育成」についての研究授業では、1年生の生活科の授業内でパワーポイントのテンプレートが活用されました。
この活用事例のPDFは、カタログ・事例ライブラリよりダウンロードできます。(この事例の内容は2019年1月のものです)
東京都荒川区立第三瑞光小学校は、1908年(明治41年)開校。
昨年、創立110周年を迎えた伝統校。
平成21年より普通教室に電子黒板を設置し、平成26年よりタブレットパソコンを導入するなど、授業の中でICTを効果的に活用している。
【教育目標 】
◇ 明るく元気な子ども
◇ 進んで学ぶ子ども
◇ 心の豊かな子ども
アプリケーション・パソコン・大型画面の環境(抜粋)
- Microsoft Windows 8.1
- Microsoft Office 2016
- ゼッタリンクス Dr.シンプラー2016
- 富士通 ARROWS Tab 10.1型
- パイオニア電子黒板 EPD-C50E3
第一学年 生活科での活用 ~Dr.シンプラー教材テンプレート~
単元名:ふゆをたのしもう
指導計画(全6時間)
- 校庭で冬の様子を観察する
- タブレットPCで撮影する
- 秋の様子と比べて発表する <本時>
- 冬の自然を利用して楽しく学ぶ
主な学習活動・学習内容(抜粋)
- 冬の様子を撮影した写真をデジタル「みつけたよカード」に貼りつける。
- 秋の様子と比べて気付いたことを話し合い、発表する。
本単元で大切にしたい手立て(抜粋)
- 繰り返しの学習による学びの定着。
- 伝えあいの工夫
- ICTの活用
写真を撮る・貼り付ける(記録)>伝える(表現)>共有する>振り返る>見直すという流れ。
タブレットPCで自分が記録してきた四季の変化の様子を、デジタルみつけたよカードに整理し、発表する。
低学年の時期かパソコンに触れることで自信を付け、中高学年でのプログラミング教育の導入につなげる。
「みつけたよカード(パワーポイント)」
写真を選ぶだけで完成する、パワーポイント用のテンプレート。写真挿入時にトリミングやリサイズをすることなく枠の中にぴったり配置されるため、操作に手間取ることなくスムーズに資料を作成できる。
Dr.シンプラーの教材テンプレート
1.写真を張り付ける(記録)
撮りためた秋と冬の写真をテンプレートに貼りつける。
2.伝える(表現)
児童が互いにタブレットで「みつけたよカード」を見せ合う。ペアを変えて交流する。
3.発表する(共有)
写真を選んだ理由や、秋と冬の違いをみつけて発表する。
先生からのコメント
児童はこれまで「みつけたよカード」に絵で表すことで自分の気付きを表現してきました。しかし、絵で描くことに苦手意識をもつ児童がおり、タブレットPCの写真機能を使うと意欲的に且つ的確に伝えることができました。今回活用したテンプレートは、画像を選ぶだけで枠にぴったり配置されるもので、低学年の児童でも迷わず操作でき、授業を止める事なくスムーズに進められました。2020年度、小学校においてプログラミング教育の必修化がなされ、それに伴い児童のICT活用力の向上は必須です。こうしたテンプレートを活用することで低学年の時期からパソコンに触れ、自信をつけることで、中高学年でのプログラミング教育の導入につなげていきたいと思います。
Dr.シンプラー「教材テンプレート」のご紹介
学校現場で活躍するICT支援員ならではの楽しく学べる工夫がつまった教材テンプレートは、授業ですぐに使えるよう、各教科、学年別に収録され、各テンプレートには使い方や解説もあります。プログラミング学習用に日常生活をフローチャートにするワークシートや、英語の発表用ワークシートなどもあります。※テンプレートはバージョンによって提供されているものが異なります。